異世界から本物の聖女が召喚されたので、聖女見習いの幼女は不要のようです。 追放先でもふもふとパパに溺愛されているので、今更聖女になんてなりません!
「カイブル。ずっとわたしのそばに、居てくれる?」
「もちろんです」
「よかったー! わたしがおばあちゃんになっても、絶対だよ?」
「はい」
ロルティが告げた言葉に、深い意味はまったくと言っていいほど存在しない。
彼女にとって彼は護衛騎士であるからだ。
生涯変わらぬ関係を続けるのだと信じ切っている。
だが、カイブルはそう思ってはいないようだ。
つい反射条件で返事をしてしまったことを後悔するように暗い顔をした彼は、どこか寂しそうな微笑みを浮かべて主を見つめた。
「カイブル? どうしたの?」
ロルティは自分のせいで彼の表情が曇ったことに目敏く気づいて問い掛けたが、カイブルはけして理由を口にしなかった。
「おーしーえーてー!」
彼が幼子にぶつけてはならない感情を抱いているなど知りもしないロルティは、隣に座るカイブルの胸元に飛び込み、ツンツンと人差し指で弄びながら問いかける。
だが彼はやはり、いつまで経っても返答をしなかった。
「むぅ……」
あっと言う間に不機嫌な様子を見せたロルティは、どうしたらカイブルが口を割るか考える。
「もちろんです」
「よかったー! わたしがおばあちゃんになっても、絶対だよ?」
「はい」
ロルティが告げた言葉に、深い意味はまったくと言っていいほど存在しない。
彼女にとって彼は護衛騎士であるからだ。
生涯変わらぬ関係を続けるのだと信じ切っている。
だが、カイブルはそう思ってはいないようだ。
つい反射条件で返事をしてしまったことを後悔するように暗い顔をした彼は、どこか寂しそうな微笑みを浮かべて主を見つめた。
「カイブル? どうしたの?」
ロルティは自分のせいで彼の表情が曇ったことに目敏く気づいて問い掛けたが、カイブルはけして理由を口にしなかった。
「おーしーえーてー!」
彼が幼子にぶつけてはならない感情を抱いているなど知りもしないロルティは、隣に座るカイブルの胸元に飛び込み、ツンツンと人差し指で弄びながら問いかける。
だが彼はやはり、いつまで経っても返答をしなかった。
「むぅ……」
あっと言う間に不機嫌な様子を見せたロルティは、どうしたらカイブルが口を割るか考える。