異世界から本物の聖女が召喚されたので、聖女見習いの幼女は不要のようです。 追放先でもふもふとパパに溺愛されているので、今更聖女になんてなりません!
こじんまりとした小さな部屋には、1台の紡ぎ車が置かれている。
足でペダルを踏むとカラカラと滑車が周り、糸が紡がれるらしい。
メイドは慣れた手付きでセッティングを行うと籠の中から毛を一玉分鷲掴み、ロルティへ手渡した。
「細長く丸めてください」
「むぅ……。こう、かな?」
彼女は指示通りにニギニギと粘土を捏ねるように、くるくると毛を形作る。
無事に形成を終えたそれの先端に触れたメイドは、滑車の上に備え付けられたフライヤーから伸びる導き糸へ結びつけた。
「お嬢様。これより足を使って、糸を紡ぎます」
「うん!」
「まずはここに、お座りください」
「はーい!」
ロルティは元気よく返事をしてから椅子の前に座ろうとしたが、座面が高すぎて彼女はどうやっても1人ではそこに腰を下ろせない。
「僕が乗せてあげるよ」
「わーい! ありがとう、おにいしゃま!」
「どういたしまして」
見かねた兄が妹を抱きかかえ無事にそこへ座れば、紡ぎ車のペダルへ足が届く状態になった。
足でペダルを踏むとカラカラと滑車が周り、糸が紡がれるらしい。
メイドは慣れた手付きでセッティングを行うと籠の中から毛を一玉分鷲掴み、ロルティへ手渡した。
「細長く丸めてください」
「むぅ……。こう、かな?」
彼女は指示通りにニギニギと粘土を捏ねるように、くるくると毛を形作る。
無事に形成を終えたそれの先端に触れたメイドは、滑車の上に備え付けられたフライヤーから伸びる導き糸へ結びつけた。
「お嬢様。これより足を使って、糸を紡ぎます」
「うん!」
「まずはここに、お座りください」
「はーい!」
ロルティは元気よく返事をしてから椅子の前に座ろうとしたが、座面が高すぎて彼女はどうやっても1人ではそこに腰を下ろせない。
「僕が乗せてあげるよ」
「わーい! ありがとう、おにいしゃま!」
「どういたしまして」
見かねた兄が妹を抱きかかえ無事にそこへ座れば、紡ぎ車のペダルへ足が届く状態になった。