【電子書籍化】出世のために結婚した夫から「好きな人ができたから別れてほしい」と言われたのですが~その好きな人って変装したわたしでは?
夕刻の鐘が鳴り、アンヌッカは日誌をつけ始める。今日の進捗状況、それからこの魔導書を解読していくうちに気がついたこと。そして気をつけるべき単語。
さらに最後に、この魔導書にかかわれてよかったことをつらつらと書く。これは、ライオネルに古代文字の魅力を伝えるためと、魔導書解読が現代の魔法界にどれだけ影響を与えるものかを説くものだ。魔法のよさを知れば、ライオネルも魔法を好きになってくれるだろうと、そんな淡い考えがあった。
「お疲れ様です。日誌を出したら帰ります」
日誌を書き終えたアンヌッカは席を立った。
「おつかれさま。また、明日もお願いします」
「また明日~」
「気をつけてください」
アンヌッカは夕刻の鐘で帰るが、彼らはもう少し残っていくようだ。むしろ、軍施設に寝泊まりしている者もいるようだ。だから、夕食の時間まで研究室にいて、夕食を食べて施設にある自室に戻る人もいる。
ライオネルの執務室の扉の前に立ったアンヌッカは、一呼吸おいてから扉をノックした。
『入れ』
さらに最後に、この魔導書にかかわれてよかったことをつらつらと書く。これは、ライオネルに古代文字の魅力を伝えるためと、魔導書解読が現代の魔法界にどれだけ影響を与えるものかを説くものだ。魔法のよさを知れば、ライオネルも魔法を好きになってくれるだろうと、そんな淡い考えがあった。
「お疲れ様です。日誌を出したら帰ります」
日誌を書き終えたアンヌッカは席を立った。
「おつかれさま。また、明日もお願いします」
「また明日~」
「気をつけてください」
アンヌッカは夕刻の鐘で帰るが、彼らはもう少し残っていくようだ。むしろ、軍施設に寝泊まりしている者もいるようだ。だから、夕食の時間まで研究室にいて、夕食を食べて施設にある自室に戻る人もいる。
ライオネルの執務室の扉の前に立ったアンヌッカは、一呼吸おいてから扉をノックした。
『入れ』