【電子書籍化】出世のために結婚した夫から「好きな人ができたから別れてほしい」と言われたのですが~その好きな人って変装したわたしでは?
「そうか」
ロンバールの死罪は免れないだろう。いくら王族ともいえども、それだけ非人道的な行為を繰り返していた。
だからその証拠を誰にも気づかれぬ場所へと隠したかったようだ。
彼があの秘密の部屋を見つけたのは、カタリーナがゾフレ地区の魔導書を読み解いてすぐ。そしてあの魔導書を読み解ける人物は、自分以外にはいないと過信していたようだ。
実際に、ゾフレ地区の魔導書を読み解ける人間は、軍の魔法研究部内にはいなかった。国家魔導士の中でも、古代文字に精通しているのはロンバールくらいだ。となれば、自然とその考えに行き着く。
誰にも知られぬようにあの研究資料を置くには、その隠し部屋が適している場所だと思ったらしい。
今までは、研究所の自身の机の中に放り込んでいた資料だが、その隠し部屋を見つけてから、少しずつそちらへと移動させていたようだ。
しかしユースタスが朝議であの部屋の存在をにおわせる発言をしたことで、事態は急変する。
何年も前からその存在が噂されていた隠し部屋。魔導書を読み解けばそれがわかるだろうとも言われていた。そしてその魔導書を解読したのが、メリネ魔法研究所から派遣されているカタリーナ・ホランという女性。
ロンバールの死罪は免れないだろう。いくら王族ともいえども、それだけ非人道的な行為を繰り返していた。
だからその証拠を誰にも気づかれぬ場所へと隠したかったようだ。
彼があの秘密の部屋を見つけたのは、カタリーナがゾフレ地区の魔導書を読み解いてすぐ。そしてあの魔導書を読み解ける人物は、自分以外にはいないと過信していたようだ。
実際に、ゾフレ地区の魔導書を読み解ける人間は、軍の魔法研究部内にはいなかった。国家魔導士の中でも、古代文字に精通しているのはロンバールくらいだ。となれば、自然とその考えに行き着く。
誰にも知られぬようにあの研究資料を置くには、その隠し部屋が適している場所だと思ったらしい。
今までは、研究所の自身の机の中に放り込んでいた資料だが、その隠し部屋を見つけてから、少しずつそちらへと移動させていたようだ。
しかしユースタスが朝議であの部屋の存在をにおわせる発言をしたことで、事態は急変する。
何年も前からその存在が噂されていた隠し部屋。魔導書を読み解けばそれがわかるだろうとも言われていた。そしてその魔導書を解読したのが、メリネ魔法研究所から派遣されているカタリーナ・ホランという女性。