【おまけ追加】塩対応の汐宮先生は新人医局秘書にだけ甘くとける
どうしよう……。
永真さんから聞いた時は、この人のことを酷い人だと思ったのに、今はそんな気持ちがわかってしまう。
私もあの夜、目がほとんど見えていなかったにもかかわらず、会ったばかりの永真さんに何もかも委ねたくなったのだ。それはきっと本能的なもの――。
「きっと本能的なものね。あ、この人が私の半身だ! って」
「――!!」
「だから、試験が終わったら、ちゃんと永真には話をしようと思ってたの。
でも、言う前に見つかっちゃって……とっさに永真との事をなかったかのように振舞ってしまった。
あの日、研真さんから初めて呼び出されて、告白されたの。だからその……硏真さんに知られたくなくて……。
永真には本当に申し訳ないことしたと思ってる。『やっぱり付き合えない』って、先に永真に言うべきだった」
おそらくこれは全て本心で、京香さんは心から申し訳なく思っているのだろう。
だからといって、永真さんが京香さんによって女性不信に陥ったのは事実なのだ。
今さら謝られても、永真さんの過去は救えない。
なのに、なぜ私にこんな言い訳のような話を聞かせるのだろう?
それにこの人、病院で会った時に牽制まがいの話し方をしてこなかった?
あれはなんなの?
この際だと、今までの疑問をぶつけてみる。
永真さんから聞いた時は、この人のことを酷い人だと思ったのに、今はそんな気持ちがわかってしまう。
私もあの夜、目がほとんど見えていなかったにもかかわらず、会ったばかりの永真さんに何もかも委ねたくなったのだ。それはきっと本能的なもの――。
「きっと本能的なものね。あ、この人が私の半身だ! って」
「――!!」
「だから、試験が終わったら、ちゃんと永真には話をしようと思ってたの。
でも、言う前に見つかっちゃって……とっさに永真との事をなかったかのように振舞ってしまった。
あの日、研真さんから初めて呼び出されて、告白されたの。だからその……硏真さんに知られたくなくて……。
永真には本当に申し訳ないことしたと思ってる。『やっぱり付き合えない』って、先に永真に言うべきだった」
おそらくこれは全て本心で、京香さんは心から申し訳なく思っているのだろう。
だからといって、永真さんが京香さんによって女性不信に陥ったのは事実なのだ。
今さら謝られても、永真さんの過去は救えない。
なのに、なぜ私にこんな言い訳のような話を聞かせるのだろう?
それにこの人、病院で会った時に牽制まがいの話し方をしてこなかった?
あれはなんなの?
この際だと、今までの疑問をぶつけてみる。