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【おまけ】ポップキャンディの謎と真実
「さぁ、あとは寝室で終わりね!」
いつもより早く帰宅した私は、ビーフシチューを作ることにした。
入籍からひと月が経ち、季節はすっかり冬。
街中を歩けばクリスマスのイルミネーションが美しく、どの店からも楽しげなクリスマスソングが聞こえてきた。
今日は特に冷え込みがきつく、明日の未明には初雪が降るとの予報だった。
こんな日はシチューか、おでんか……そう考えながらいつものスーパーへ行くと、シチュー用のお肉が特売になっていた。
主婦としてこれは逃せない!
というわけで、我が家のキッチンでは、煮込みの段階に入ったビーフシチューがとろ火でぐつぐつと火にかけられている。
入籍してからも仕事を続けている私には、少しの時間も惜しくて、この煮込み時間の間に各部屋の掃除機をかけてしまおうと目論んでいた。
リビングダイニングはお掃除ロボが頑張ってくれているけど、各部屋までは行かないからね。
寝室のドアを開け、dソンのコードレスクリーナーで隅から綺麗にしていく。
すると、ベッド脇のサイドテーブルの引き出しが少し開いていることに気づいた。
昨日もあそこから取り出してたから……。
そんなことを考えると、頬が熱くなるのを感じた。
挙式とハネムーンが済むまでは、この引き出しを開ける日々が続くのよね。
私たちの家族計画は全てのイベントが終わってから解禁という予定になっている。