本当の愛を知った御曹司ギタリストは歌姫を溺愛する
「はぁっ…んっ…」

想像していたよりも熱い舌が私の口の中に入ってきて、舌を捕まえ食べられそうなキスに呼吸もままならない。

キスだけでこんなに気持ちいいの…?

そもそもキスってこんなだった?

私を見つめながら角度を変え、味わうかのようにキスを続ける獅音から目が離せない。

「ん…」

ただひたすら獅音のキスに溺れるように夢中になってしまう。

広い寝室に私たちのキスの音が響き渡る。

夢でも見ているかのようだ。

獅音が今私にそうしているように、私も獅音のほどかれた髪に指を通し頭に手を添える。

キスだけで気絶しそう…

だってこんなテレビの画面から飛び出してきたような人が、今私とこんな事…

するとゆっくりと獅音の手が動き出す。
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