本当の愛を知った御曹司ギタリストは歌姫を溺愛する
「それは無理だな。残念ながら記事にはならない。あの男は逮捕されたし、データも全て俺が回収した」

獅音はそう言って男を見下ろす。
いまいち何の話しをしているのかわからない。

すでに獅音にも写真を見せたと言う事?
私の過去って一体どういう…

もう頭の中がすっちゃかめっちゃかだ。

そもそも逮捕って何?
誰が?

「逮捕だと?」

「どうだっていいだろう。とにかくお前も時期に警察の世話になるだろうな、こんな事して。ストーカー行為に、恐喝まがいな事まで。亜里沙を監禁でもしようとしたのか?」

「ちくしょう!」

男は大声をあげて獅音に殴りかかろうとするもスカッと空振りに終わりそのまま勝手に壁に突っ込んでいった。

壁に手をついてビリビリと張り巡らされた写真が破れ落ちる。

見ていられない。

「わぁー!」

男は泣き叫ぶようひ壁に貼った他の写真も破り始めた。



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