本当の愛を知った御曹司ギタリストは歌姫を溺愛する
〜亜里沙side〜

部屋に入ってきた朝の日差しで目が覚めた。

私の後ろから獅音の温もりを感じ、頬が緩む。

昨日獅音のご家族に会って優しさに触れて、獅音が自然と私に優しくできるのはこのご家族があっての事なんだと思った。

こんな私を受け入れてくれるだなんて…

なんて心の広い人たちなんだろう。
私には何もないのに。

むしろマイナスしか…

結局、残りの返済だって獅音に頼ってしまった。

必ず返す。

夫婦になってもそれはしっかりしたい。

これから先、どんな困難があろうと私は獅音について行きたい。

獅音が私にそうしてくれたように、私も獅音が困ってる時は支えてあげたい。

そっと顔だけ振り向き肩越しに獅音の顔を見る。

男性なのになんて神々しいんだ。

あまりにも完璧なパーツと配置に食い入るように見てしまう。

こんな彼だけど、ユーモアに溢れ底なしの優しさを持ってる。

黙っていればクールそうなのに。







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