本当の愛を知った御曹司ギタリストは歌姫を溺愛する
「獅音っ…」

もうどうにでもして。
獅音になら何をされたっていいと思ってしまう私はおかしいのだろうか。

「嬉しいっ…はぁっ…んっ…」

「亜里沙っ…」

名前に獅音の気持ちが乗って伝わってくる。
満たされる。





「あーきもち」

チャプンと広い浴槽に二人で寄り添い湯船に浸かる。

獅音の落ち着いた声に私も同じ気持ちになる。

「最高」

私は気分よく歌を歌う。

獅音は黙って聴いている。

最高のステージだ。

時折り頭の上に獅音のキスが降ってきては撫でられて、存分に甘やかされてる気分。

「やっぱり上手いな」

「ありがとう。私やっぱり歌は続けたい」

「ああ。親父もそう言ってたし、俺も亜里沙の歌声に惚れてるし」

そんな褒め言葉ある!?
歌声に惚れてるだってよ!
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