本当の愛を知った御曹司ギタリストは歌姫を溺愛する
お肉を一口サイズに切ると私の口まで運んでくれる。

「ふふふ。至れり尽くせり」

「お姫様、さ、召し上がれ」

なんて言って笑っている。

私はパクッとフォークからお肉を食べると獅音も切り分けたお肉を食べ始めた。

するとテーブルの下で足をスルッとされる。

獅音を見ればなんだか艶めかしい顔をしている。

「美味しい?」

獅音はいつも聞いてくる。

「美味しい」

私がそう言えばいつも嬉しそうに笑う。

このままじゃ食べ過ぎて太りそう。

「私もジムとか行こうかな」

「なんで?」

「だっていっつも美味しいの食べて、太りそうなんだもん」

「え、いいじゃん」

「え? 太らせようとしてる?」

「ははは。いやそういう訳じゃないけど、ふくよかになっても俺は全然いいよ」



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