本当の愛を知った御曹司ギタリストは歌姫を溺愛する
そして不思議と自然体で過ごしている自分に気づく。

その後も会話は弾み、名前も呼び捨てで敬語も取れた。

これワンチャンやっぱり抱けるんじゃね?
と思ってまた誘うもあっさり断られる。

なんだよ。
普通にちょっとショック。
そんなに俺ダメ?

結局、ホテルに連れて行く事もなく家まで送る。

この俺が。

抱く事もせず、ただ飯を一緒に食べて家まで送る。

この俺が。

ありえねぇ。

そして、なにやら薄暗い路地へ案内されたかと思えばこの辺でいいと言う。

いや、だめだろ。

こんな、いかにも危なそうな場所でこんな露出した格好をした美女を置いていけない。

さすがにそこまで俺、クズじゃないんだけど。

それでもLiSAはここでいいと言う。

そしてふと気付く。

あ、俺マジで警戒されてるやつだと。
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