本当の愛を知った御曹司ギタリストは歌姫を溺愛する
「猫舌?」

さっきからふーふーしてる私を見て獅音は笑う。

「そうなの。よくこんなに熱いのに食べれるね」

「ははは。はい」

獅音は笑うとスプーンにハンバーグを乗せて私のお皿に分けてくれた。

「ありがとう」

私も自分のベーコンドリアを獅音のお皿に乗せた。

「さんきゅ。お、これも美味いな」

「ハンバーグも美味しい!」

「そりゃ良かった」

フッと笑ってまた食べ始める。

んー、ダメだ。
やっぱりお腹いっぱいになってしまった。
これ余裕で二人前以上ない?

「腹いっぱいか?」

一人でフードファイトしてる私にクスクス笑いながら聞いてくる。

「うん。美味しいんだけど、もう無理だっ」

すると立ち上がりレジの横にあるテイクアウト用のタッパーを持ってきてくれた。

どうやらこれに入れて持って帰っていいらしい。

私はそこに残ったドリアを詰める。

今日のライブ前にも食べて、明日の朝も食べれそうだ。

へへへ。
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