【完結】トレード‼︎ 〜婚約者の恋人と入れ替わった令嬢の決断〜
こくりとうなずいて、選んだぬいぐるみを持ち、会計に向かう。
サメのぬいぐるみを、プレゼントっぽくラッピングをしてもらった。
明日、これを見たときのマティス殿下の反応がどんなものなか……少し楽しみね。
ラッピングされたぬいぐるみを袋に入れてもらった。そして、レグルスさまたちのところに戻ると、彼らは三人顔を見合わせて、なにかを悩んでいるように難しい表情を浮かべていた。
なにを考えているのかしら……?
「どうしましたの?」
「あ……いえ。今回はあまり見て回れなかったので、また今度来たいねって話を……」
クロエがそう教えてくれた。
そのわりには、クロエの頬が赤くなっているような……?
あ、もしかして、ブレンさまに二人で行こうと誘われたのかもしれない。
ちらりとブレンさまを見ると、にこにこと笑っていた。楽しそうね、彼。
「……あの、まだ時間はありまして?」
「え? ああ、もちろん。門限まであるからね」
「……でしたら、お願いしたいことがあるのですが……」
三人の顔を見渡して、真剣な表情でぬいぐるみの入った袋を抱きしめる。
そして、周りの人に聞こえないように、小さな声でお願いをした――……
サメのぬいぐるみを、プレゼントっぽくラッピングをしてもらった。
明日、これを見たときのマティス殿下の反応がどんなものなか……少し楽しみね。
ラッピングされたぬいぐるみを袋に入れてもらった。そして、レグルスさまたちのところに戻ると、彼らは三人顔を見合わせて、なにかを悩んでいるように難しい表情を浮かべていた。
なにを考えているのかしら……?
「どうしましたの?」
「あ……いえ。今回はあまり見て回れなかったので、また今度来たいねって話を……」
クロエがそう教えてくれた。
そのわりには、クロエの頬が赤くなっているような……?
あ、もしかして、ブレンさまに二人で行こうと誘われたのかもしれない。
ちらりとブレンさまを見ると、にこにこと笑っていた。楽しそうね、彼。
「……あの、まだ時間はありまして?」
「え? ああ、もちろん。門限まであるからね」
「……でしたら、お願いしたいことがあるのですが……」
三人の顔を見渡して、真剣な表情でぬいぐるみの入った袋を抱きしめる。
そして、周りの人に聞こえないように、小さな声でお願いをした――……