すべての想いは君とふたりで
お昼寝から目が覚めたのは、16時頃だった。
ヤバッ、寝過ぎちゃった。
そう思いながら目を擦り、夕飯の支度を始める。
でも、今日は律樹さんは帰りが遅いから、1人で夕飯なんだった。
わたしはコンソメスープに鮭のムニエルを作り、先に自分だけ食事を済ませ、お風呂に入った。
それからお風呂上がりは、1人でソファーに座り、カフェラテを飲む。
今日はいつも隣に居る律樹さんが居ない。
わたしは初めて、律樹さんが居ないことに寂しさを感じた。
しばらくぼんやりしながら、カフェラテを飲んでいると、玄関のドアが開く音がした。
わたしはカップを置き、玄関に向かう。
すると、わたしがまだ起きていたことに驚いた様子の律樹さんが居て、わたしは「おかえりなさい。」と言った。
「ただいま帰りました。花さん、まだ起きていたんですか?」
「はい。何だか、、、寂しくて。」
わたしがそう言うと、律樹さんはバッグを床に置き、わたしを抱き寄せた。
「すいません、なかなか仕事が片付かなくて。」
「いえ、お仕事だから仕方ないですよ。」
律樹さんはわたしの頭を撫でると、「早く食事とお風呂を済ませちゃいますね。一緒に寝ましょう。」と言ってくれた。