すべての想いは君とふたりで
わたしは正直、この時がきてしまったんだなぁ、という気持ちだった。
しかし、経験のない律樹さんが誘ってくれたのは、相当な勇気を出してくれたんだと思う。
きっと、ここで断ってしまえば、律樹さんの自信を失わせてしまうことになるだろう。
それにわたしたちは、強制的とはいえ一応婚約をしている。
いつかこの日がくることは分かっていた事だ。
「、、、いいえ、抵抗はありません。いいですよ、、、律樹さんと、そうゆうことを、しても、、、。」
わたしがそう答えると、律樹さんはわたしをギュッと抱きしめ、「ありがとうございます。」と言った。
そして、抱きしめる腕を緩めると、わたしたちは見つめ合い、そっとキスをした。
律樹さんの身体は一気に体温が上がり、緊張していることが伝わってきた。
お互いに服を脱ぎ、律樹さんがわたしのブラジャーのホックを外そうとする。
しかし、なかなか外れず、わたしが外す手伝いをすると、律樹さんは「すいません。」と恥ずかしそうに謝った。
「いいんですよ、そのうち外せるようになりますから。」
そう言い、ブラジャーをスルリと外すと、律樹さんは恥ずかしいそうにわたしの裸から目を逸らした。
「すいません、女性の裸を見たのは初めてで、、、恥ずかしいですね。」
「律樹さんって、本当に純粋ですね。」
「25にもなって、、、情けないです。年下の女性をリード出来ないなんて。」
わたしは、そう言って落ち込む律樹さんを抱きしめた。
そして、わたしは「大丈夫です。頭で考え過ぎないで、心のままに動けばいいだけですから。」と言った。