青の葉の、向かう明日。
私は明ちゃんの背に回していた右手で彼女の背をトンと叩いた。

明ちゃんの体温が離れていく。

そして、視線がぶつかる。

もう逸らしたりしないよ。

私は…変わったんだから。


「明ちゃん」

「有」

『友達になろう』


声が重なって

笑顔が溢れて

その瞬間、

すごく幸せな気持ちになった。

胸がいっぱいでまた涙が溢れそうだったけど、

私は泣くより笑った。

これからも2人でいっぱい笑おう。

叩いて強くなった絆で

これから何があっても

乗り越えられる。

私は信じるよ。


2人で卒アルの空いているスペースにメッセージを書き合った。

明ちゃんからのメッセージは

“一生友だち宣言”

私は明ちゃんに

“明ちゃんの親友宣言。一生涯補償つき”

そう送った。

窓の外から柔らかで温かな風が吹き込む。

新しいページをめくる。

明ちゃん…

二人で、未来へ

行こう。

二人で描く未来の物語は

きっと楽しいから。
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