王子様のないしょ話 ~僕は初恋の彼女を溺愛する~
顔を真っ赤にした妻は
「バカ――――――!!」
と僕を罵倒し、そこから走り去ろうとして、くるりと振り向いた。
そして港の向こうを指さし、こう叫ぶ。
「出て行って!」
「え?」
「あなたが、この場から出て行って!私は妹とお別れの最中なの!私はここを動かないわ。だから、あなたがここを出て行って!!」
こんなに怒ったジャボット…じゃない、現シンデレラを見たのは、初めてだった。
ヨロリと立ち上がり、妻の指さす方に歩いていく。
「王子、ドンマイ!」
「お姉様が幸せそうで、私は満足ですよー」
フック船長のなぐさめの言葉と、無責任な元シンデレラの声をBGMに、僕はそこを去った。
「バカ――――――!!」
と僕を罵倒し、そこから走り去ろうとして、くるりと振り向いた。
そして港の向こうを指さし、こう叫ぶ。
「出て行って!」
「え?」
「あなたが、この場から出て行って!私は妹とお別れの最中なの!私はここを動かないわ。だから、あなたがここを出て行って!!」
こんなに怒ったジャボット…じゃない、現シンデレラを見たのは、初めてだった。
ヨロリと立ち上がり、妻の指さす方に歩いていく。
「王子、ドンマイ!」
「お姉様が幸せそうで、私は満足ですよー」
フック船長のなぐさめの言葉と、無責任な元シンデレラの声をBGMに、僕はそこを去った。