エリート役員は空飛ぶ天使を溺愛したくてたまらない
 莉桜も上半身裸の五十里の肌にそっと指を滑らせた。熱くて固くて、大きな背中。

 五十里の指が莉緒の胸の先端をブラジャーの上から引っかくようにする。
 思わずその刺激に莉桜は背中を震わせてしまった。ぴくんと莉桜の身体が揺れたのを見て五十里が微笑む。
「よかった。ちゃんと感じているみたいで」

 そう言うと莉桜の背中に手をまわし、ぷつっとブラジャーのホックを外す。ふるっとこぼれ出た肌が外の空気に触れて莉桜は恥ずかしくなり胸元を隠そうとする。
「隠すなよ。綺麗なんだから、もっと見せてくれ」
 そう言われて、両手をまとめられてきゅっと頭の上で抑えられてしまった。

「……あ、やんっ……」
「莉桜、俺を見て?」
 莉桜はそう言われて一生懸命五十里を見上げる。微笑んでいて、とても幸せそうで、それでいて熱情を隠してもいない表情だった。

 この人なら、大丈夫……。
 改めて確信した莉桜は身じろぎする。
「手を離して? 掴まってもいい?」
「いいよ。背中を引っかいても、爪を立てても構わない」
 手を離してもらった莉桜は五十里の肩にそっと掴まる。
< 107 / 131 >

この作品をシェア

pagetop