ハイスペ上司の好きなひと

「航輝さん、くすぐったい…」
「そうか、悪い」


全く悪いと思っていない口調で言い、その手を脚の割れ目に当てた。


「っ！ひゃっ」


下着をずらして直に触れれば更に甘い声を上げ、時折ビクビクと身体を跳ねさせる姿に素直に興奮した。

指を折り中へと押し進めれば受け入れ慣れていないそこは狭く、だがそれすらも悦びへと変わる。


「あっ、やっ、そこ…っ！」


一番反応の良かった場所を責めながら指を増やせばキツいながらも受け入れ柔く飲み込んでいく。

一度達した方が後が楽だと耳に舌を這わせれば思いの外あっさりと背中がアーチ状に浮き、羞恥が限界突破した紫はその目からポロポロと涙を流した。


「や、も、恥ずかしい…」
「そんな事ない。可愛いよ」


少し汗ばんだ額にキスをすれば涙は止まり、なんとも言えない表情で見つめてくる。

そんな顔すらも可愛いと思ってしまうのだからどうしようもない。

飛鳥は再び紫の薄い唇にキスを落としながら下肢を纏うものを払い準備を施した場所へと当てがった。