ハイスペ上司の好きなひと
「それに紫も、その気になってくれたんじゃないのか」
ピリッと避妊具を袋から取り出し慣れた手つきで被せつつ、航輝は空いた手で再び割れ目に指を当てた。
「…すげえ濡れてる」
「っ!」
恥ずかしさが限界突破すると同時、準備の整ったであろう航輝が乗り掛かってきた。
何度見ても、何年一緒にいても変わらず美しい航輝の顔が至近距離にくるとその度に心臓は勝手に大きな音を立てる。
朝という背徳感に反して鳴り止まない鼓動を聞きながら、紫は航輝にされるがまま腕を彼の首元へと回された。
「そのまま、掴んでてくれ」
航輝の手は下に動き、紫の膝裏へ回る。そのまま入り口付近を数回滑らせた後、ぐっと中へと押し入られた。
「!あっ、あっ、…ンッ」
航輝の言葉通り、柔らかくなった入り口は侵入を簡単に許し、熱はどんどん奥へと進んでいった。
もはや甘い声を上げるしか叶わなくなった紫はひたすらに航輝に縋りつき、快楽に耐える。
奥を叩かれるたびに次第に強まっていく波に、無意識に下腹部に力が集まった。
「っく、…紫、締めすぎ」
「やぁ…っ、言わ、ないでぇ…」