ハイスペ上司の好きなひと
蕩け切った紫の顔と声に、更に中の圧力が強まる。体を揺らす力と肌を打ちつける強さが増すにつれ、紫の羞恥も徐々に失われていく。
「航くん、…こうく…っ!」
完全に悦に浸った紫は無我夢中で愛しい名前を呼んだ。そんな愛しい彼女からの享楽に満ちた声に余裕が潰えた航輝もまた、愛してやまない女の名前を呼ぶ。
「紫…っ」
「はっ、あっ!航く…私、もぅ…っ」
「…っ、好きだ、紫…っ」
「!…ゃっ、…イ…ッ…っ!」
航輝の愛の言葉と同時、ギュウウと紫の全身に力が入り痙攣が始まる。
その後紫の口から息が漏れたのはしばらくしてからで、航輝の首に回された腕が落ちると同時に全身が力無く垂れた。
「紫…イけたか?」
「っ…!そういうこと、言わないでぇ…」
絶頂から降りてくれば正気も戻り、先の自身の言動に羞恥が込み上げる。堪らず腕で顔を隠したのだが、それもあっさりと航輝によって外されてしまった。
「すげえ可愛かったよ、紫」
甘美に満ちたあまりに甘過ぎる表情に、紫は言葉を失う。起き抜けから刺激が強過ぎる事をされ、何度その美麗な顔で可愛いと言われ、胸を射抜かれただろう。
「…も、恥ずかしいから、退いて…」
航輝の溺愛っぷりは心臓に悪い。いい加減にしてくれ。
そう思い、色々な感情に苛まれ紫は目を瞑り顔を背ける。
未だ落ち着かない荒い息を整えつつ航輝の体を押そうと手を伸ばした途端、その腕を掴まれぐるりと上下を回された。