彩度beige
一葉くんが頬を赤くする。
どうやら内緒なわけではなさそうだ。
なんとなく言いにくいのかな。
私が首を傾げると、一葉くんは、迷いながらも小さな声で話し出す。
「・・・、ペンネームは・・・」
「うん」
「・・・」
「・・・?」
「・・・く、黒月神・・・」
「クロツキガミ・・・?」
「・・・」
「・・・?」
「・・・・・・ア・・・、アクア・・・」
「アクア・・・」
(・・・・・・)
「なるほど。『黒月神アクア』、だね!」
「!」
私がフルネームで名前を言うと、一葉くんは、右手で額を抱えてしまった。
悶えるように、うおーっと、今にも叫び出しそうな雰囲気で。
「・・・っ、~~~、笑ってくれても大丈夫・・・っ」
「えっ!?な、なんで?かっこいいよ」
「・・・っ、そう思って、中学の時につけたんだけど・・・。そのまま大学時代にデビューして、その時もまあ、若かったし、いいなと思ってたんだけど。この歳になると、やや痛いというか・・・、その名前を名乗るのが、さすがに恥ずかしくなってきて・・・っ」
一葉くんは、ついには両手で頭を抱えだす。
表情はあまり見えないけれど、耳まで赤くなってしまっているので、かなり恥ずかしいのだろうと思う。
「で、でも、一葉くん、そのペンネームすごく似合ってるよ」
一葉くんは銀髪で、背も高いし、かなりのレベルのイケメンだ。
それこそ、2次元世界から飛び出してきたようにも見えるから、「黒月神アクア」というアニメキャラのような名前でも、何も違和感はないと思った。
それは、私にとってはいい意味で。
誉め言葉だったつもりだけれど、一葉くんはショックを受けた表情で、赤かった顔を青くした。
「・・・それは・・・、やっぱ、中二病っぽいってことだよね・・・」
「えっ!?・・・う、うーん・・・?そう、かな?そう言われると・・・・・・、そうなのかな・・・」
そういえば、一葉くんは以前にもそういうことを気にしていたような覚えがあった。
とはいえ私は中二病が悪いとは別に思ってないし、アニメキャラっぽいペンネームだと、実際思ったわけだから。
否定する理由も特になく、頷くと、一葉くんはさらにずーんと落ち込んだ。
「・・・多少の自覚はあるんだけど。水谷さんに言われるとさすがに凹むな・・・」
「!?え、や、悪い意味では言ってないよ」
どうやら内緒なわけではなさそうだ。
なんとなく言いにくいのかな。
私が首を傾げると、一葉くんは、迷いながらも小さな声で話し出す。
「・・・、ペンネームは・・・」
「うん」
「・・・」
「・・・?」
「・・・く、黒月神・・・」
「クロツキガミ・・・?」
「・・・」
「・・・?」
「・・・・・・ア・・・、アクア・・・」
「アクア・・・」
(・・・・・・)
「なるほど。『黒月神アクア』、だね!」
「!」
私がフルネームで名前を言うと、一葉くんは、右手で額を抱えてしまった。
悶えるように、うおーっと、今にも叫び出しそうな雰囲気で。
「・・・っ、~~~、笑ってくれても大丈夫・・・っ」
「えっ!?な、なんで?かっこいいよ」
「・・・っ、そう思って、中学の時につけたんだけど・・・。そのまま大学時代にデビューして、その時もまあ、若かったし、いいなと思ってたんだけど。この歳になると、やや痛いというか・・・、その名前を名乗るのが、さすがに恥ずかしくなってきて・・・っ」
一葉くんは、ついには両手で頭を抱えだす。
表情はあまり見えないけれど、耳まで赤くなってしまっているので、かなり恥ずかしいのだろうと思う。
「で、でも、一葉くん、そのペンネームすごく似合ってるよ」
一葉くんは銀髪で、背も高いし、かなりのレベルのイケメンだ。
それこそ、2次元世界から飛び出してきたようにも見えるから、「黒月神アクア」というアニメキャラのような名前でも、何も違和感はないと思った。
それは、私にとってはいい意味で。
誉め言葉だったつもりだけれど、一葉くんはショックを受けた表情で、赤かった顔を青くした。
「・・・それは・・・、やっぱ、中二病っぽいってことだよね・・・」
「えっ!?・・・う、うーん・・・?そう、かな?そう言われると・・・・・・、そうなのかな・・・」
そういえば、一葉くんは以前にもそういうことを気にしていたような覚えがあった。
とはいえ私は中二病が悪いとは別に思ってないし、アニメキャラっぽいペンネームだと、実際思ったわけだから。
否定する理由も特になく、頷くと、一葉くんはさらにずーんと落ち込んだ。
「・・・多少の自覚はあるんだけど。水谷さんに言われるとさすがに凹むな・・・」
「!?え、や、悪い意味では言ってないよ」