彩度beige
「玲央くん、背中に糸くずついてるよ」
そう言って、瀧澤さんは一葉くんの背広についていた小さな糸くずを取り去ると、パッ、パッと、その周辺を手で払う。
一葉くんは「すいません」と言って頭を下げると、少し照れくさそうな顔をした。
(・・・ん!?)
んんんんんーーー・・・!?
瀧澤さん・・・、今、一葉くんのことを「玲央くん」って名前で呼んでいた?
それになにより、一葉くんのこの様子・・・。
なんだか引っかかるものを感じてしまい、思わず動揺する私。
一葉くんが部屋を出ていくと、バタン、とドアが閉じられた。
ーーー少しの沈黙。
瀧澤さんは、くるりとこちらを振り向くと、何事もなかったようにニコリと笑った。
「では、早速始めましょうか」
そう言って、瀧澤さんは一葉くんの背広についていた小さな糸くずを取り去ると、パッ、パッと、その周辺を手で払う。
一葉くんは「すいません」と言って頭を下げると、少し照れくさそうな顔をした。
(・・・ん!?)
んんんんんーーー・・・!?
瀧澤さん・・・、今、一葉くんのことを「玲央くん」って名前で呼んでいた?
それになにより、一葉くんのこの様子・・・。
なんだか引っかかるものを感じてしまい、思わず動揺する私。
一葉くんが部屋を出ていくと、バタン、とドアが閉じられた。
ーーー少しの沈黙。
瀧澤さんは、くるりとこちらを振り向くと、何事もなかったようにニコリと笑った。
「では、早速始めましょうか」