日陰令嬢は常に姿を消して生活したい~あれ?私って転生者?陰から皆さんをお守りいたします。
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何がどうなっているんだ?
俺はアメリアに連れられて屋敷の地下室に来ていた。
自分の屋敷にこんな地下室があるなんて聞いていない。しかもアメリアにお姫様抱っこをされるとか、意味が分からない。情けなくて涙が出そうだ。そんな俺を無視して、アメリアは自分の部下のような者達に指示を出している。
これはどういう状況なんだ。
「ライナー様、魔方陣の上に立って下さい」
「これは?」
「王城への転移魔方陣です」
そんなものがここにあるなんて聞いていない。俺がそう言う前に、魔方陣は発動し、一瞬で王城に到着した。驚きで固まる俺の方に振り返ったアメリアは早口でこういった。
「ライナー様、ここからは別行動です」
待って、と俺が言うよりも早く、アメリアは俺の前から消えた。
「消えた……」
俺は今、俺の出来ることをしよう。
すぐに気持ちを切り替え、アーサーの元へと急いだ。