拳から恋
*
*
──が
「え、待って……行きたいとこってまさか」
「そう、ここ」
素直に付いてきて行き着いた場所は、
わたしの家の前。
しかも……
「なんだ?どこだよここ。なんかの教室とかか?」
「表札ないけど、屋敷?趣があるね」
風間くんと大月くんも一緒だ。
わたしは白鳥くんの腕を引いて、顔を寄せた。
後ろで風間くんの焦りの声がしたがごめん、無視します。
「……なんっでウチなの!?」
「オヤジさんに顔だそうかなって」
「はぁ!?」