敏腕CEOは初心な書道家を溺愛して離さない
「そうです。高名な先生ですからね。ホテルとかの壁画として飾られることもあります」

「ホテルのロビーなんかにあったら、確かにモダンでかっこいいですね。そうか、高名な先生ならばそういうことも有り得ますね」

 ね? と香澄は首を傾げる。
 神代も香澄に言われると身近に書が思いがけなくたくさんあることに気づいていつも驚かされるのだ。

「高名な書家の先生の書をいただくってなると、大きなものなら何百万とするんじゃないですか? 今回のものも綺麗に表装したらお高くなるのかもしれませんけど、そういうものじゃないんです!」


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