敏腕CEOは初心な書道家を溺愛して離さない
そう言われて香澄は笑った。
「海外の方でも書に魅力を感じられて、お稽古される方もいらっしゃいますよ」
「だろうね。話を聞いていても興味深々だよ」
「お道具もいろいろあります。ペンで書くペン習字というのもありますし、先日パフォーマンスしたような大きな紙に書くものも、また篆刻と言ってハンコを彫るのも書道の分野の一つなんですよ」
会派にはまれに海外からのお客様が書道を求めて来られたり、海外との親善のための交流会などにも呼ばれたりするので、香澄は説明するのにも慣れていた。
やはり書道家のお嫁さんというのはなかなかに珍しいものなのだろう。
ひとしきり説明しているうちに神代家の人たちと交友関係が深まっていくのが分かった。
「で、結婚式はいつにするんだ?」
「お見合いをしたレストランが結婚式もできるそうなので、予約することにしています。結婚式は身内だけで構わないかと」
「プレスリリースは結婚式後かな?」
「そうですね。実は今、香澄さんにはうちによく来ていただいているんですが、結婚式前にはマンションで一緒に暮らしたいと思っているんです。けど、その前にお互いの家族の顔合わせをしておいた方がいいですよね」
「そうだな、いつがいいかな……」
「海外の方でも書に魅力を感じられて、お稽古される方もいらっしゃいますよ」
「だろうね。話を聞いていても興味深々だよ」
「お道具もいろいろあります。ペンで書くペン習字というのもありますし、先日パフォーマンスしたような大きな紙に書くものも、また篆刻と言ってハンコを彫るのも書道の分野の一つなんですよ」
会派にはまれに海外からのお客様が書道を求めて来られたり、海外との親善のための交流会などにも呼ばれたりするので、香澄は説明するのにも慣れていた。
やはり書道家のお嫁さんというのはなかなかに珍しいものなのだろう。
ひとしきり説明しているうちに神代家の人たちと交友関係が深まっていくのが分かった。
「で、結婚式はいつにするんだ?」
「お見合いをしたレストランが結婚式もできるそうなので、予約することにしています。結婚式は身内だけで構わないかと」
「プレスリリースは結婚式後かな?」
「そうですね。実は今、香澄さんにはうちによく来ていただいているんですが、結婚式前にはマンションで一緒に暮らしたいと思っているんです。けど、その前にお互いの家族の顔合わせをしておいた方がいいですよね」
「そうだな、いつがいいかな……」