敏腕CEOは初心な書道家を溺愛して離さない
「では、ソムリエに聞きましょうか? 俺は車だからノンアルコールにしようかな。今度また一緒に飲みましょうね」
首を傾げて神代がにこりと笑う。
──そうだ。確か帰りは送ってくれると言っていた。
そのために神代がわざわざ車で来たのであれば、確かに飲酒することはできない。香澄はあわてて顔の前で手を横に振る。
「じゃあ、大丈夫です! 私もどうしても飲みたいってわけではないので!」
「もしお嫌いじゃなかったら、ワインもぜひ。ここはワインも美味しいんですよ。 俺は前回来た時いただいたので」
「本当にどうしてもじゃないです。それより私一人でいただくのはちょっと……」
神代はじっと香澄を見る。その真っすぐな視線は穴が開きそうで恥ずかしくて、香澄はそっと目を逸らす。
「遠慮はしていない?」
ふるふるっと香澄は首を横に振った。
「してません! 今度一緒にいただく機会があれば、ぜひその時に!」
にこっと神代は微笑む。
「じゃあ、その今度を俺も楽しみにしています。約束!」
自然なエスコートが香澄にはとても気が楽だった。
そんな話をしていると前菜が席に運ばれてくる。
オマール海老のオレンジやマリネの色とりどりの野菜など白いお皿に見るからに美しく盛り付けされていて、その綺麗さに香澄ははしゃいでしまった。
首を傾げて神代がにこりと笑う。
──そうだ。確か帰りは送ってくれると言っていた。
そのために神代がわざわざ車で来たのであれば、確かに飲酒することはできない。香澄はあわてて顔の前で手を横に振る。
「じゃあ、大丈夫です! 私もどうしても飲みたいってわけではないので!」
「もしお嫌いじゃなかったら、ワインもぜひ。ここはワインも美味しいんですよ。 俺は前回来た時いただいたので」
「本当にどうしてもじゃないです。それより私一人でいただくのはちょっと……」
神代はじっと香澄を見る。その真っすぐな視線は穴が開きそうで恥ずかしくて、香澄はそっと目を逸らす。
「遠慮はしていない?」
ふるふるっと香澄は首を横に振った。
「してません! 今度一緒にいただく機会があれば、ぜひその時に!」
にこっと神代は微笑む。
「じゃあ、その今度を俺も楽しみにしています。約束!」
自然なエスコートが香澄にはとても気が楽だった。
そんな話をしていると前菜が席に運ばれてくる。
オマール海老のオレンジやマリネの色とりどりの野菜など白いお皿に見るからに美しく盛り付けされていて、その綺麗さに香澄ははしゃいでしまった。