The previous night of the world revolution4~I.D.~
「クリスマス楽しみですね~、シュノさん」

「うんっ…。楽しみね、ルレイア」

「俺もクリスマスの為に、クリスマス仕様の仮面を注文したぞ」

「さすがルリシヤ!やりますね~」

…クリスマスが楽しみなのは良いけどさ。

俺の部屋で騒ぐなよ。

ってかクリスマス仕様の仮面って何だ。

そして、その横で。

「アイ公~、アリューシャ、しゅっとれん、って奴食べたい」

しゅっとれん?

お前な、リクエストするのは良いが、正式名称を覚えてリクエストしろ。

と、思ったが。さすが保護者アイズ、そこは抜かりなかった。

「あぁ、シュトーレンのことだね?」

よく分かるな、アイズ。俺にはさっぱりだよ。

「そう!それそれ。アイ公、ポチれる?」

「分かった。用意しておくよ」

お前、いい加減それくらい自分でポチれよ。

って俺は思うのだが。

アイズがアリューシャを甘やかすから良くない。

全くこいつらと来たら、クリスマスは良いが、まず先に仕事をしろよ。

まぁ、クリスマスしたいなら、勝手にやれば良い。

俺は関係ないからな。俺はクリスマスだろうと何だろうと、真面目に仕事を…と思っていたら。

ルレイアが、そ~っと俺の傍に寄り添ってきた。
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