The previous night of the world revolution4~I.D.~
さて、ケーキの後は。

「よーし!そろそろプレゼント交換しましょうか」

あぁ…そういえば、まだそれやってなかったな。

「んみゅ~…」

「アリューシャ、まだ寝ちゃ駄目だよ。プレゼント交換だよ」

アリューシャは寝かけてるじゃないか。

お子様アリューシャが完全に寝落ちする前に、早いところプレゼントを交換してしまおう。

「皆さん、プレゼントはちゃんと持ってきました?」

「うん、勿論」

「しっかり用意してきたぞ」

シュノとルリシヤは、用意してきたプレゼントの包みをさっ、と出した。

しかし。

「あ、やべ…。アリューシャ持ってくんの忘れた」

何をやってんだ、この馬鹿アリューシャ。

「お前…プレゼント交換するのにプレゼントがなかったら意味ないだろ」

「うぇぇ、だって」

だが、そこは保護者アイズ。抜かりはなかった。

「大丈夫。アリューシャのプレゼントなら、私が持ってきてるから。ちゃんとあるよ」

「さすがアイ公!マジ神!天才!」

アイズ、お前…準備良過ぎだろう。

アイズが天才と言うか、アリューシャが馬鹿過ぎるんだ。

「よし、じゃあこれで全員プレゼントは揃いましたね。交換しましょうか」

「あ、ちょっと待ってくれルレイア先輩」

「ん~?どうしました?」

ルリシヤは、ルレイアの耳元でこそこそ、と何かを囁いていた。

…何やってんだ?

何だろう。ルリシヤのことだ、絶対ろくなことじゃな、

「…うふふ」

ルリシヤに耳打ちされて、にま~、とするルレイア。

…確信した。絶対ろくなことじゃない。

ルレイアとルリシヤを引き離せ。災厄二人だ。
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