初恋成就は虹色雲のキセキ ~白馬の騎士は鳥かごの中の小鳥を溺愛する~

──俺のマンションの部屋に着いて早々、麻里亜を壁に押し付け、唇と口内を貪った。

…キスでこんなにがっついたのなんて初めてだ。
麻里亜に対しては理性を保てないな。



「はぁっ………徳永くん…」

唇が離れ、俺の名を呼ぶ蕩けた表情の麻里亜にドクドクと胸が高鳴り、たまらずそのままベッドルームへ直行した。


「ま、待って……あの……シャワーさせてもらってもいいかな…」

なんて恥ずかしそうに言う麻里亜が無性に可愛いくて、何でも願いを聞いてあげたくなるな。


二人でリビングに戻り、麻里亜とキスの続きをしていると風呂のお湯張り完了の音が聞こえてきたから、「じゃあ一緒に入ろ」と、麻里亜の身に付けているものを全て脱がした。

「…こんなとこで……ていうか自分で脱げるし…恥ずかしいから」

なんて言われると逆にもっと恥ずかしくさせたくなって、下着まで脱がしちゃった。

「ははっ、あまりにも麻里亜が可愛いから俺が脱がしたくて」

こんなことをしたのはもちろん、言ったことも、いや、思ったことすら初めてだ。

嬉しくて、楽しくて、ドキドキして…
まるで高校の頃の気持ちみたいだ。

やってることはあの頃よりだいぶ大人の行為だけど。

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