【電子書籍化】初夜に「きみを愛すことはできない」と言われたので、こちらから押し倒してみました。 〜妖精姫は、獣人王子のつがいになりたい〜
ルフィナの尋問は、昼夜を問わず行われた。入れ代わり立ち代わり男がやってきては、ルフィナに自白させようと様々な言葉で尋ねてくる。直接的な暴力は振るわれないものの、荒々しい声で問い詰められ、脅すように机を叩かれる。
何を聞かれても、自分も侍女も無実である、心当たりなどないことを呪文のようにつぶやき続けた。
時々水だけは与えられるものの、食事は固いパンがひとつだけ。尋問は夜遅くまで行われることもあって、ルフィナは睡眠不足と空腹でぼんやりとする頭で何度も無実を訴える。
「――思った以上に口を割らないな。ホロウードでそういった訓練でも受けていたのか」
「ですから、私も侍女も何も……知りません」
ふらりと傾いだ身体を必死にまっすぐに保ちながら、ルフィナは何度目かも分からない言葉を口にする。昼も夜も続けられる尋問のせいで、今がいつなのか、どれくらいの時間が経ったのかも分からない。
一瞬意識を飛ばしかけたルフィナは、机を乱暴に叩く音でハッとして目を開けた。
目の前の男は、そんなルフィナを見て顔を歪めて笑う。
「あんたに拷問は無理だが、侍女の女にはそれが許される。あの女もなかなかの忠誠心のようで、一向に口を割らないからな。目の前であの女に拷問をしようか。そうすればあんただって、さすがに話す気になるんじゃないか?」
「やめ……やめて、何度も言っているでしょう。私もイライーダも何も知らない。何もしていない……!」
男の恐ろしい発言に、ルフィナは思わず立ち上がって叫ぶ。うしろに立った見張りの男に押さえつけられながらも、ルフィナは必死に首を振った。
ルフィナの表情が変わったことで、イライーダがルフィナの尋問に使えると判断したのだろう。男はここに彼女を連れてくるようにと命じる。拷問のための鞭を一緒に持ってくるようにという言葉に、ルフィナの身体は震えた。
何を聞かれても、自分も侍女も無実である、心当たりなどないことを呪文のようにつぶやき続けた。
時々水だけは与えられるものの、食事は固いパンがひとつだけ。尋問は夜遅くまで行われることもあって、ルフィナは睡眠不足と空腹でぼんやりとする頭で何度も無実を訴える。
「――思った以上に口を割らないな。ホロウードでそういった訓練でも受けていたのか」
「ですから、私も侍女も何も……知りません」
ふらりと傾いだ身体を必死にまっすぐに保ちながら、ルフィナは何度目かも分からない言葉を口にする。昼も夜も続けられる尋問のせいで、今がいつなのか、どれくらいの時間が経ったのかも分からない。
一瞬意識を飛ばしかけたルフィナは、机を乱暴に叩く音でハッとして目を開けた。
目の前の男は、そんなルフィナを見て顔を歪めて笑う。
「あんたに拷問は無理だが、侍女の女にはそれが許される。あの女もなかなかの忠誠心のようで、一向に口を割らないからな。目の前であの女に拷問をしようか。そうすればあんただって、さすがに話す気になるんじゃないか?」
「やめ……やめて、何度も言っているでしょう。私もイライーダも何も知らない。何もしていない……!」
男の恐ろしい発言に、ルフィナは思わず立ち上がって叫ぶ。うしろに立った見張りの男に押さえつけられながらも、ルフィナは必死に首を振った。
ルフィナの表情が変わったことで、イライーダがルフィナの尋問に使えると判断したのだろう。男はここに彼女を連れてくるようにと命じる。拷問のための鞭を一緒に持ってくるようにという言葉に、ルフィナの身体は震えた。