【電子書籍化】初夜に「きみを愛すことはできない」と言われたので、こちらから押し倒してみました。 〜妖精姫は、獣人王子のつがいになりたい〜
鏡の中には、淡い紫色の髪を二つに結って下ろした自分の姿が映っている。金色の細いリボンを一緒に編み込んでくれており、シンプルながら華やかだ。
「ありがとう、可愛くしてもらえて嬉しいわ」
ルフィナが微笑むと、アイーシャは嬉しそうに笑った。一緒に耳がぴこぴこと動くのが愛らしくてたまらない。
「えへへ、頑張ったから頭を撫でてくれると嬉しいな、お義姉様」
甘えるように抱きついてきた可愛い義妹を受け止めて、ルフィナは彼女の頭をそっと撫でる。さらりとした髪の毛は指通りがいいし、指先が触れるとぴくりと動く耳がたまらなく愛おしい。ルフィナは何度も頭を撫で、ふわもふの耳を触ることも堪能した。
「何をしてるんだ、アイーシャ」
不意に背後からかかった声に、ルフィナは驚きつつ振り返った。
そこに立っていたのはカミルで、眉を顰めた少し不機嫌そうな顔をしている。
「あら、お兄様。随分と早いお迎えね。お義姉さまと早くお出かけしたくて、必死に仕事を終わらせてきたのかしら」
くすくすと揶揄うような声音に、カミルの眉間の皺がいっそう濃くなる。空気が険悪になったような気がして、ルフィナは間でハラハラと二人の顔を交互に見る。仲が良さそうに見えた二人だが、このまま喧嘩をしてしまうのだろうか。
ルフィナが不安な表情になったのに気づいたのか、カミルがハッとしたように目を見開いたあと少し表情を緩める。
「ルフィナ、少し早いが出かけないか。きみにアルデイルを案内したいんだ。式の準備に忙しくて、それどころじゃなかったから」
「えぇ、嬉しいです。ぜひ」
「ありがとう、可愛くしてもらえて嬉しいわ」
ルフィナが微笑むと、アイーシャは嬉しそうに笑った。一緒に耳がぴこぴこと動くのが愛らしくてたまらない。
「えへへ、頑張ったから頭を撫でてくれると嬉しいな、お義姉様」
甘えるように抱きついてきた可愛い義妹を受け止めて、ルフィナは彼女の頭をそっと撫でる。さらりとした髪の毛は指通りがいいし、指先が触れるとぴくりと動く耳がたまらなく愛おしい。ルフィナは何度も頭を撫で、ふわもふの耳を触ることも堪能した。
「何をしてるんだ、アイーシャ」
不意に背後からかかった声に、ルフィナは驚きつつ振り返った。
そこに立っていたのはカミルで、眉を顰めた少し不機嫌そうな顔をしている。
「あら、お兄様。随分と早いお迎えね。お義姉さまと早くお出かけしたくて、必死に仕事を終わらせてきたのかしら」
くすくすと揶揄うような声音に、カミルの眉間の皺がいっそう濃くなる。空気が険悪になったような気がして、ルフィナは間でハラハラと二人の顔を交互に見る。仲が良さそうに見えた二人だが、このまま喧嘩をしてしまうのだろうか。
ルフィナが不安な表情になったのに気づいたのか、カミルがハッとしたように目を見開いたあと少し表情を緩める。
「ルフィナ、少し早いが出かけないか。きみにアルデイルを案内したいんだ。式の準備に忙しくて、それどころじゃなかったから」
「えぇ、嬉しいです。ぜひ」