【電子書籍化】初夜に「きみを愛すことはできない」と言われたので、こちらから押し倒してみました。 〜妖精姫は、獣人王子のつがいになりたい〜
「ご心配なく、わたくしには守秘義務がございます。職務上知りえたことは、決して口外いたしません。もちろん、カミル様にわたくしの方から何か申し上げるようなことはないとお約束します。ですから、お聞かせくださいませ」

 まっすぐに見つめる瞳は、真摯にルフィナの悩みと向き合おうとしてくれているようだ。
 しばらく逡巡したあと、ルフィナはゆっくりとうなずいた。

「分かったわ。じゃあ、聞いてくれる?」
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