凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜


「はい」

『イブー! 叔父さんから蟹もらったわよー!』

とお母様だろう方が、蟹をモニターに映した。
後ろにはお父様も映ってる。

「あーい」

そう言って伊吹はロックを解除する。

「わ、私変な格好してないよね!? 大丈夫だよね!?」

仕事帰りだから、ブラウスとスカートだから大丈夫か?

「大丈夫だって」

そう言って笑う伊吹。

そして今度は部屋のベルが鳴る。
いよいよだ。

伊吹と二人で玄関に向かう。

「いくぞ?」

と伊吹が私を見る。
私はコクコクと頷いた。

そして伊吹がドアを開けた。

「イブー! え!?」

私を見るなりお母様は驚いた顔をする。
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