凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜
「その…自分のは触ってないのに?」
「…まぁ、正直なんとかしたくはなるけどな。いいの俺のは」
私も触りたい。
私は跨ったまま伊吹を押し倒した。
「え」
押し倒された伊吹は首を上げ私を見上げる。
凄い眺め。
なんか言ってる意味わかったかも。
電気ついたままだと全部見えるし、見たい。
オシャレなタトゥーに身を包んだ逞しい身体。
彫刻のように鍛え上げられ、腹筋は見事に割れている。
肩周りも胸元も見事だ。
余計な筋肉はなくて、程よい厚さとボリューム。
そこに、誰もが目を奪われてしまう本当に漫画から飛び出してきたような眉目秀麗な顔立ち。
見た目ももちろんだけど、中身も凄い。
優しくて、おおらかで。
私に合わせてふざけてるけど、ずっと大人でさりげなくリードしてくれる。
どこか余裕があって、だから私はいつも甘えてしまう。
こうしてそんな彼に跨って見下ろすなんて。