凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜
そしてその後伊吹に連れ去られたかと思えば、超高級ホテルへ連れて行かれ最上級のスイートルームへ押し込まれた。

キラキラに輝く夜景が見えるそれは豪華絢爛な部屋で圧倒される。

手を繋がれて窓際に立たされる。

そして伊吹はまた膝をついて指輪を差し出した。

「改めて。琴、愛してる。俺と結婚してください」

私は左手を差し出す。

「はい…喜んでっ…」

また泣きそう。

伊吹は微笑むと私の左手の薬指に、それはセンスの良いダイヤが輝く指輪をスッとはめた。

「ありがとうっ。嬉しい」

私はその指輪を左手ごと右手で包み込み抱きしめた。

本当に、夢なら覚めないで…

そう思う程に、喜びと感動で胸がいっぱいになる。

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