凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜
立ち上がった伊吹は私を後ろから抱きしめる。
バックハグじゃん…

「覚悟はいい?」

うしろから耳元で低く囁かれる。

私はコクっと頷いた。

するとフワッと身体が浮いた。
憧れのお姫様抱っこだ…

これまた素敵なベッドルームへ連れて行かれる。

なんて素敵なの…

伊吹はベッドにトサっと優しく私を縫い付け、両手を上に上げて手首をまとめて拘束されると、熱い視線を向けられキスが落とされた。

ああもう、理想のシチュエーションのオンパレードすぎていろいろ頭が追いつかない。

しかもこういうのは密かに思ってただけで、伊吹には言ってなかったやつだ。

なんとか気絶するなよと言い聞かせ、伊吹のキスを一身に受け止める。

そして私も好きだよと気持ちを込めてキスをする。

どうか伝わりますように。
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