凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜


「男ってギャップに弱いよな」

「わかるそれ。めっちゃ可愛いよな」

「たまんねぇのよ」

こんなイケメンだらけでヒソヒソと何の話をしてるんだか。
ノリは男子高校生みたいだ。

「え? 嘘でしょ!?」

その時聞き覚えのある声が後ろから聞こえてきた。

そして振り向けばそこには琴の友達の…莉央羅ちゃんと環ちゃんがいた。

やっと覚えたぞ。

「莉央羅、環、お待た…せ…。え? は? 伊吹!?」

すると少し遅れてなんと琴が現れたではないか。

「琴!?」

俺が声を上げると、丈慈君達がこぞって振り返った。

「んなっ!?」

琴は俺たちを見てそれこそ猫みたいな大きな目をかっぴらいて放心する。

やばい。

そして案の定白目をむいた。

「琴!」

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