凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜
何?

なんで一緒に…?

少しして、やっぱりどうしても気になってチラチラとカウンターばかりを見てしまう。

やっぱり嫌だ…
何で私がここにいるのに…

女性たちから何か話しかけられれば笑顔で応える伊吹。

あの女の人達、友達なのかな…
皆んな仲良さそう。

そこから何か発展したりしないよね?

なんて考えてしまいどうしても自信がなくなる。

すると伊吹は少しすると丈慈さん達に何かを言った後、立ち上がりBARを出て行った。

「伊吹さん、帰っちゃった?」

莉央羅が心配そうに言ってくる。

その時携帯が鳴る。

伊吹からメッセージだ。

"何時になってもいいから会って話しがしたい"

私はそれを見てドクンと胸が鳴る。
何を言われるのか少し怖い…

やっぱりあんな態度を取った私に愛想尽かしてしまったかな。

イケメンなら誰でもいいのかよ、なんて言われたし。

「莉央羅、環。伊吹が話ししたいって…どうしよう…捨てられるかもっ…」

私は耐え切れず泣いてしまう。

「ちょっと失礼。琴さん」

声がした方を向けば丈慈さんが席まで来ていた。
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