凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜
そしてマンションについて天気もいいしバルコニーで天サロする俺。

レースがない時って暇だよな。

ジムに行くくらいしかする事ねぇ。

嫁とか子供とかいりゃあな、また違うんだろうけど。

結局その後ジムに行って身体を動かす。

あの女にもしかしたら会うかもと思ったが、平日の真っ昼間には流石にいなかった。

普通は仕事だよな。

鏡を見ながら筋肉の動きを確認しつつ筋トレをする。

このままじゃ、ただの筋肉バカになりそうだ。
あんまり筋肉つけて体重も増えたらまずい。

ほどほどにしないとな。

ここのジムは日本では珍しくタトゥーオッケー。
それもあってか外人も多い。

気楽でいい。

「ヘイ。英語シャベレマスカ?」

そんな事を思っていれば男性外国人に話しかけられた。

「ええ。話せますよ」

俺は英語で返す。

「君、ナイスなタトゥーしてるね」

「はは。ありがとう。君もね」
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