学校イチモテる天然王子の溺愛が甘すぎて溶けそうです…!
「で?どっちからだよ?」

「はい?」

「どっちから告ったかって聞いてるんだよ」

「俺からですけど」

「だろうな。あの子は可愛いからな」

急に始まった話に、戸惑いを隠せない。

次は何を聞かれるのだろうかと身構える。

「もうエッチはしたのか?」

真顔でそう聞くお兄さんに、吹き出ししそうになった。

「っ、は?」

「おまえ、手がはやそうだからな。元カノ何人いるんだ?」

「ゼロですけど」
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