ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
 それからエリナたちは、マーレン国王と王妃と顔を合わせた。ふたりとも、スカイヴェン国ではウィリオが世話になったということで、エリナとルディの訪問をとても喜んでくれた。
 ふたりがユーディリシェイラミアムスと親しくしていることを知っているから、というのも理由のひとつだ。マーレン国の守護妖精は森エルフたちにとても慕われていて、森エルフはみんな、ユーディリシェイラミアムスのことがとっても好きなのだ。

「ユー様はお忙しいのですか?」

 世界樹の根元から出てこられないほど忙しいのかと、エリナは心配した。だが、国王も王妃も守護妖精の事情はよくわからない。

 エリナはルディだけに聞こえる声で「あとで通信用のブローチを使って、ユー様と連絡を取ってみるにゃん」と言った。

「もしもしおいでになったら、ウィリオのツリーハウスに滞在していることをお話しておきますわね」

「よろしくお願いします」

 エリナは王妃にユーディリシェイラミアムスへのお土産の分のおやつを預けて、森に行くことにした。

「今日はルールーがいないから、ちょっと寂しいにゃんね」

「そうだな。ルールーは店の仕事をがんばっていて、忙しいらしいぞ。だが、みんなで集まる時には絶対に時間を作るという手紙が来たから、また会えるだろう」

「そうにゃんね」

 仲良しのエリナとウィリオと人魚のルールーだが、三人とも働く子どもなのだ。遊びの予定を立てるのもなかなか大変である。
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