ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
 挨拶が終わると、エリナとルディはウィリオ王子とセライラスタングリーズルと共に王宮のすぐ隣にある森の中に入った。ちなみにお泊まり用の荷物はマーレン国の『連絡係さん』たちの手ですでにツリーハウスに運ばれている。

「この森はいつきてもいいところにゃんね」

 冒険者装備のエリナは、右手にしっかりとフライパンを握りながら歩いている。それを見たウィリオ王子は、首を傾げながら尋ねた

「ええと、エリナ、どうしてフライパンを持っているのだ? それは特別なフライパンなのか?」

「特別にゃん!」

 エリナは得意げにポーズをとった。

「唯一無二の、『疾風のエリナ』が持つフライパンにゃんよ」

「……使いやすいのか」

「手に吸い付くように馴染んでるにゃん」
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