ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
 ツリーハウスに到着すると、エリナは建物が立派になっていたので驚いた。

「すごいにゃ、この前は小屋っぽかったのに、お屋敷が木の上に建っているにゃ! ウィリオ、がんばったにゃんねー」

「うむ、素晴らしいツリーハウスになっていて驚いたな」

 前回の訪問時には、部屋はひとつしか完成していなくて、ウィリオとセラとルールーの従者であるイーシーは屋根のない場所で寝たのだ。今は見たところ、三部屋はありそうである。

 エリナとルディが褒めたので、ウィリオ王子はさりげなく「お屋敷は大げさだが、まあ、部屋数は増えたな」と言ったが、耳の先が赤くなっている。

「この前可愛い女の子たちをお泊めしたものだから、やる気が倍増しちゃったんですよね」

「黙れ、セラ」

「ここまで素晴らしいツリーハウスを建てるエルフはなかなかいないですよ。お世辞抜きでたいしたものだと思います。動機はなんであれ、ね」

「だからおまえは、わたしを褒めているのかからかっているのか、どちらかにしろ」

「いやだなあ、全力で褒めたたえているじゃないですか。ひゅーひゅー、モテモテ王子、色男!」

「全力でからかってる方だろう!」

 セラを追いかけ回すウィリオ王子を見て、エリナは「やれやれ、男子はいくつになってもお子さまなんにゃね」と肩をすくめた。
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