ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
 せっかくなので、ちびっ子たちも一緒におやつを食べることになった。ツリーハウスの前に移動すると、調理がしやすいかまどが作られていて、薪が燃えている。お茶を淹れるのにちょうどいいお湯も沸いている。

 ちびっ子たちの従者がふたり、お茶を淹れてくれた。

 そして、テーブルにはリンゴが入った籠と、バター、砂糖、シナモン、胡桃が用意されていた。

「そうそう、焼きリンゴを作るにゃんよ」

 エリナは持参した愛用のナイフを取り出すと、手早くリンゴをむいて芯を取り、薄めのくし形に切った。

「エリナちゃん、とっても上手! 大人みたい!」

「すごいナイフさばきだな」

 アリアとライリーは、子猫の子どもらしからぬ技術を見て驚いた。

「こう見えても、わたしは料理のプロにゃん。今、美味しいおやつを作るから待っててにゃ」

「すごいすごい、こんなにちっちゃくて可愛いのに、エリナちゃんはすごい!」

「本当に、すごい子猫だな。さすがは兄上の友達の子猫だ」

「そうだろう、そうだろう」

 ウィリオ王子が頷く様子を見て、セラは「孫を褒められたおじいちゃんみたいになってますよ」と言って笑った。
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