ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
全身に妖精の粉をまぶしているので、エリナたちの姿は誰にも見えない。ただ、同じ妖精の仲間の目には映るはずだ。
「このまま闇雲に、マーレン国の上空を飛び回ってなにかが見つかるだろうか?」
ルディが言った。
「ユーディリシェイラミアムス殿の心に引っかかるなにか、という情報しかないから難しい」
「そうですね。目ではなくて、心で探さなくちゃ見つからない気がするんです」
誰かの心、誰かの気持ち、そのようなものが発した信号。けれど、それは目には見えないものなのだ。
エリナはふと思い立って、飛びながら手のひらから妖精の粉を空中に撒いた。薄く伸びて散らばった金色の光が、マーレン国の上を覆っていく。
「なにがユー様に届いたのか、誰かがユー様に伝えたいことがあったのか……もしかして助けを求めているのならば、こっちを見て欲しい。そして、手を伸ばして欲しい」
日本にいた時はとても孤独で、手を伸ばしてもつかんでくれる人がいなかったエリナ。けれど、過酷な人生で彼女は魂を曇らせることはなかった。
ようやく愛情をその身に受けられるようになった今は、誰かに手を惜しげもなく差し伸べる、心温かな猫なのだ。
「このまま闇雲に、マーレン国の上空を飛び回ってなにかが見つかるだろうか?」
ルディが言った。
「ユーディリシェイラミアムス殿の心に引っかかるなにか、という情報しかないから難しい」
「そうですね。目ではなくて、心で探さなくちゃ見つからない気がするんです」
誰かの心、誰かの気持ち、そのようなものが発した信号。けれど、それは目には見えないものなのだ。
エリナはふと思い立って、飛びながら手のひらから妖精の粉を空中に撒いた。薄く伸びて散らばった金色の光が、マーレン国の上を覆っていく。
「なにがユー様に届いたのか、誰かがユー様に伝えたいことがあったのか……もしかして助けを求めているのならば、こっちを見て欲しい。そして、手を伸ばして欲しい」
日本にいた時はとても孤独で、手を伸ばしてもつかんでくれる人がいなかったエリナ。けれど、過酷な人生で彼女は魂を曇らせることはなかった。
ようやく愛情をその身に受けられるようになった今は、誰かに手を惜しげもなく差し伸べる、心温かな猫なのだ。