ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
 空を飛びながら、ルディは『エリナはすごい猫だな』と思う。

(守護妖精の仕事は、自分のためにするものではない。ただ人々の幸せを願い、その身で奉仕するものだ。ユーディリシェイラミアムス殿もフーラアヌ殿も長い長い時間、それぞれの国を護り人々を慈しんできた。その心の深さ温かさは大変なものだ。だが、エリナは以前の人生を合わせてもとても若い。しかも、幸運を奪われて虐げられて生きてきた。それなのに……)

 懸命に妖精の粉を振り撒き、誰かの心を救い出そうとしているエリナは、まさに守護妖精であった。
 自分には利がないのに、しかも他国のために、こうして夜中になっても働き続けてる。

 エリナの放った金色の光は、柔らかく広がってマーレン国に降り注ぐ。この美しい光景は妖精でないと見ることができない。

 エリナは全身で誰かのメッセージを感じ取ろうとした。
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