ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
 器に一杯分のシチューを食べ終わり、少女のおなかも落ち着いたようだ。エリナは濡れた布で顔の汚れを拭った。

「痛いところはないにゃ?」

「大丈夫、です。あの、助けてくださって、ありがとうございます」

「大変な思いをしたにゃんね、いい子いい子、偉かったにゃん」

 エリナはまた少女の頭を撫でている。
 どう見てもエリナの方が小さくて幼いのだが、少女はおとなしく撫でられていた。

「わたしは子猫のエリナっていうにゃんよ。スカイヴェン国で料理人をしているにゃん。こっちのモフモフが最高に素敵な、わたしがモフモフの王者だと思っている素晴らしいフェンリルさんは、スカイヴェン国の第一王子と王都警備隊長をやっている、とっても頼りになるルディさんだにゃ」

 子猫の紹介がフェンリルへの愛情がモリモリだったので、ルディは少し照れながら「よろしく」と言った。
 少女は「今、王子様って……」と呆然としている。

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